こんばんは。獣医師の落合です(^^)
今日は『血栓塞栓症』についてお話します。
血栓塞栓症とは全身をめぐる血管が何らかの原因で詰まってしまう病気です。
ヒトの病気としては『脳梗塞』や『肺血栓塞栓症=エコノミー症候群』が有名です。
救急動物病院では『猫』で血栓塞栓症と診断される機会がとても多いです。
猫では後足の血管に詰まることが多く、来院されたオーナー様がよく言うのが、、
・急に後ろ足を引きずるようになった
・直前にギャーと鳴いて、以降も鳴き続けている
・口をかけて呼吸をしている
などです。
そう、血栓塞栓症はとても痛い病気なんです!
そして、原因には心臓病が関係していることが多く、同時に呼吸困難になっていることがあります!
上記の症状が見られた場合、すぐにかかりつけ動物病院を受診してください!
でわ、また!